山形県・米沢市のフリースクール カフェ come&rest  野外教室 with優

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  フリースクールに通う家族の方からのメッセージ

  ●15歳 A君のお母さんより


With優と出逢えて・・・
            
 With優との出会いは2年半前、我が子が中学校入学して間もなく、いろんな事があり学校に行きたがらず家にいる事がほとんどで、見兼ねた祖母がWith優に連れて行った事が始まりでした。

  親からしてみれば、何故我が子が不登校になりフリースクールに行くの・・・なんで?なんで?という気持ちで、なんで我が子だけが・・・私だけが・・・こんなに苦しまなければならないの?とばかり毎日が苦しく辛かったです。
  そんな時でも息子は順調に成長期を迎え、中学生にある反抗期も重なり、母親の手には負えないほどの戦いもあり息子と向き合うのも辛かったですが、With優のスタッフの助けがあり、学校の先生とWith優と連携を図り基本はWith優に行き、週1回With優からスタッフと学校へ行く。もちろん別室で1時間しか居られないのですが、学校とWith優に行けるようになった事は、親として気持ち的に嬉しかったし楽になりました。
それもWith優のスタッフの方々が親身になって息子と向き合ってくれた事と、With優の友達が支えてくれた事が一番大きかったと思っています。

  息子が進学する気があるのか?進学する気があってもできるのか?親としては一番悩みの種でしたが、息子の気持ちは進学して資格を取って就職したい!という事で、受験勉強も少しずつやり頑張っている息子を見て受験生を持つ親の気持ちを味わう事ができました。
何もない子供にだったら、TVを観てないで勉強しろ!とか言えたのに息子にはプレッシャーは一番悪い事なので、何も言えないのは親として、これでは合格するわけがない!と気持ちだけが焦り我慢の毎日でした。
親の気持ちが伝わったのか?受験の日が近づくにつれ、息子は勉強を全くしなくなり受験もしない!と言い出す様になり、また、ここまで来て振り出しかよ!と焦りと不安で潰れそうになりました。
学校の先生とWith優のスタッフの話では、息子は学校で最高3時間しか居たことが無いために、受験まで5教科受けれるように充電してるのかもしれないよ!と言われた事がありました。そうなのかな?と不安ながらも息子を見守る事が一番なんだ!と自分に言い聞かせ、黙って受験を受ける事ができる様に毎日願っていました。
      あの手この手で、学校の先生とWith優のスタッフが息子に向き合ってくれて、受験の日、朝早く応援に来てくれて見送ってもらい受験を受ける事ができました。受験が終わって帰って来た時の息子は、やっと終わった!と清々しい顔で今まで見た事の無い安堵感でいっぱいでした。今でも、あの笑顔は忘れられません。
発表までは毎日不安でしたが、With優の代表と発表を見に行き、第一希望に合格した!!と連絡をもらった時は、まさか!と正直思いましたが、この時ばかりは嬉しかったです。

  卒業式には参加すると思っていたのも、息子はドタキャン!最後の最後まで心配・迷惑をかけましたが、With優の代表と遅れて参加する事ができました。

 色々ありすぎた2年半でしたが、フリースクールは卒業して新たな学校で心機一転一日も休まず頑張っています。

 それも熱い情熱で息子と向き合い支えて下さったおかげです。有難うございました。
私一人では、ここまで息子と向き合うことも成長することも出来なかったと思います。もし、今、子供の事で悩んでいる方がいたら、ちょっとカフェに行ってお茶するだけでも良いので、With優に行ってみてください。何か変わるきっかけがきっと見つかるかも知れません。
一人で悩まず誰かに頼ってみて下さい。私達家族が変われた様に、希望の明日が必ずくるはずです。
 本当にWith優の皆さんに出逢えて良かった。有難うございました。
今後の先生方のご活躍・With優のご発展を心よりお祈り申し上げます。


 
  ●19歳K君のおかあさんより

 新年を迎え、久しぶりに穏やかなお正月になりました。これも今までたくさんの方々から支えていたお陰と、改めて思い起こしております。
 「With優」との出会いは3年前でした。高校2年の夏休みから登校できずに悩んでいた息子にとって、「With優」は、ありのままの自分を受け入れてくれる居場所になりました。また、お二人の先生からは、言葉では言い尽くせない程、お世話になりました。息子は、たくさんの事を学んだと思いますが、一番は「生きる力」を身につけたように思います。
 自分に自信を失い、苦しむ息子の姿に、親でもある私たちも自信を失う日々でした。どうずればよいのか悩む私たちを支えて下さったのは、お二人の先生方でした。そして、先生方の子ども達を思う直向きさを知り、長いスパンで我が子を見守ることを教えていただきました。
 この3年間の我が家の思い出は「With優」との思い出と重なります。息子の17歳の誕生日を「With優」の友だちと祝ったこと、雪灯篭祭りに参加して、みんなで歌い、母の私に感謝の言葉を贈ってくれたこと、「With優」で知り合った友だちが我が家に泊まりにきてくれたこと、先生の結婚式に参加させていただいたこと、全部が私の宝物です。
 楽しいことだけでなく、苦しい時もたくさんありました。
一番に残るのは、声を上げて泣きながら、「With優」の近くの川原を歩く息子を見た時でした。わかっていたつもりでも、こんなに苦しいのかと涙が止まりませんでした。
 でも、その後「With優」に戻った息子に、先生は何も聞かずに山で採ったばかりのタラの芽のパック詰めをさせました。もくもくとそれをしている息子の姿に、私は「あなたにはこんなにあたたかい居場所があるのだから・・・」と思ったものでした。
 その後、息子は高校卒業の認定資格を取り、ホームヘルパー2級の資格を取り、老人ホームでの研修も始まりました。そこまでの道筋は、先生方が息子とじっくりと話し合い、急ぐことなく、彼のペースに合わせて導いて下さったお陰であると思います。息子が通っていた学校にも何度も行ってくださいました。担任の先生とも話し合っていただきました。アルバイトを紹介して下さったり、ボランティアをする施設を探していただいたり・・・その中で息子は自分の道を見つけようとしています。
 先日、我が家の恒例であるカラオケに行き、家族がそれぞれ自分の得意な歌を歌いました。歌う時にはその時々の心境が表れるものですが、息子の選曲には、いつもより前向きな「失敗を乗り越えて前に進むんだ」というような曲が多かったように思います。
 ここまで進むことができたのも「With優」との出会いがあったからです。本当に感謝しています。これからもたくさんお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

 


  ●中学二年生Aちゃんのお母さんより

中学二年生の娘がWith優に7月から通い始めてから3ヵ月半が過ぎようとしています。3ヶ月の間にいろいろ嬉しい事がありましたが、その中で一番の大きな出来事は、10月23日に起こりました。
その日、娘は中学入学以来、初めて自分の教室に入り、自分の席に座る事が出来たのです。それも、ニコニコの笑顔で。クラスメート達の温かい拍手と共に。 そしてそのあとWith優の先生がフリースクールでの娘の様子をクラスメート達にお話して下さいました。
実は前日に、教室に入るための作戦を考えたそうです。その作戦とはWith優の先生(もちろん男性)が、クリ色のロングのカツラをかぶり、クラスメートの注目を集め、笑いが起きる中、娘もカツラ姿の先生の後に続き教室に入ろうというものでした。 二人の作戦はみごと大成功。こんなにもすばらしい事が起こりました。信じられないことです。私にとって今回のことは奇跡です。 娘に勇気を与えてくださったWith優の先生方、スタッフの方々の温かい想い、熱い想いに心より感謝しています。


  ●高校二年生K君のお姉さんより

ただ感謝の気持ちでいっぱいです。ただそれだけです。本当に。市営体育館でKがバスケをしている姿を見て、熱くこみあげてくるものがありました。その前に見た姿は、F医大にて一時退院で迎えに行った夏休みでした。
「姉ちゃんを見て、ニコニコが止まらない。」というボーっとしながらも話してくれた言葉は、何年かぶりのKの心の声だったと思いました。それでもやっと長いトンネルから抜け出す光が見えたなと思えたのに、冬休みのKを見て、何もしてあげられなかった分を本当にWith優の方にたくさんいただいたと思います。
大学で不登校の子と関わったり、特別支援について学んでいても、どうしてもKと結びつきませんでした。わかっているけど、ずいぶんひどい言葉をKにぶつけてしまったし、Kのせいで、家族がバラバラになっていくような気がしました。でも、Kの誕生日に、みんなでかざりの輪を作ったり、料理を考えたりして初めてKのことで、家族がまとまるようでした。すごく楽しかったです。 手紙では書ききれない思いがたくさん。
本当に不思議です。


  ●高校一年生Tちゃんのお母さんより

「With優」との出会いがあったからこそ

その頃の娘は、学校に行ったり行かなかったりの日々。
高校受験もほぼ諦めかけていた頃、やっぱり高校に行きたい、そんな言葉を本人より聞けるまでになり、先生方のあたたかい励まし、学習面でのご指導、そのお陰で見事、高校合格を果たす事ができました。
先日、娘の口から先生方との出会いとWith優のお陰で今の自分がいるんだから、すごく感謝していると...。
毎日、元気に通う娘を見ながら、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。


  ●高校三年生大裕君のお母さんより


             貴重な日々 この一年半を振り返って

大裕が学校に行けなくなったのは、高校2年の夏休み前、本当に突然にやってきました。いや、突然!と感じたのは母親の私であって、私に打ち明けるまで大裕はひとりで相当悩み、苦しみ、そして我慢してきたんだと思います。その後の母の説得にも高校の先生の誘いにも、同級生の話にも一切乗らず、がんとして学校へは行こうとしませんでした。はじめは、夏休み中ゆっくり休めば、また学校に行ってくれるだろう・・と、のん気に考えていました。しかし、夏休みが終わっても、夏が過ぎ、秋になってもいっこうに学校に行こうとしない大裕。そんな状況になって一番慌てふためいたのは、母親の私でした。私の頭の中は、いったいどうして? まさ家の子が? 今まで人事だと思っていた不登校という現実が我が子に? そんなこと信じられない。いや 信じたくない。そんな思いが ぐるぐる ぐるぐる 回っていました。早いうちならなんとかなる。今のうちならまだ大丈夫・・・ 今考えると、大裕の思いより母親の焦りの方が先走り、突っ走っていました。そして、大裕がひとりで悩み、苦しんでいたと思うと、かわいそうで、かわいそうで、涙が出てきて仕方がありませんでした。一番苦しんでいる大裕に涙を見せては、よけいつらい思いをさせてしまうと思い、いつも泣くのは一人で運転している車の中でした。泣くだけ泣くと、母親の私がメソメソではだめだ!と、今度はいきなり、みきり発車をし、手当たり次第に精神科を受診させたり、カウンセリングに通わせたり、気分転換させればいいのでは?とあちこち連れ回したり・・・ 今振り返ると母が一人で空回りしていた日々でした。なんで学校に行けないの!!と大裕にあたってしまったこともありました。そんな母の行動に大裕は黙って付き合ってくれました。もちろん、大裕本人もこれからどうしたらいいのかわからずにいたと思いますが、大裕の心の中では学校へは戻らず、自分の道を見つける!と、そのころからすでに決まっていたようです。しかし、慌てふためく母親になかなか言い出せず、母のあの手この手についてきてくれました。それは大裕の優しさからくるものでした。
どうしたらいいのかわからず、ただ、バタバタしている私に「大裕の好きな道を進ませてあげよう!」と静かに見守り、私を支えてくれたのは大裕の父親である私の夫でした。一緒にカウンセリングも受けてくれました。ネットで色々調べてもくれました。そして、何よりくじけそうになる私を励まし、支えてくれました。
 季節は秋から初冬に移る頃、私の友達からふいにWith優を紹介してもらいました。若くてお兄さんのような先生方だから、大裕の話し相手になってくれるかもしれないよ!と・・・。すぐに案内してもらい、母の私はすぐに気に入ったのですが、大裕は初め、しぶりがちでした。そんな大裕に先生方は根気強く、熱心に、でも、決して無理はさせず、いつも大裕に寄り添って下さいました。大裕は少しずつ少しずつ心を開いていき、悩み苦しみながらも、自分の道をみつけ、今では自分も先生方のようになりたいと目標にするまでになりました。こうなるまでに、本当に色々な事がありました。ふらっと突然家を出て行き、両親・先生方で探しまわったこと。(家を出ていったのは一度や二度ではありません)大裕と父親がバトルになり、家族がバラバラになりそうだと感じたこと。大裕が親や兄弟姉妹を拒絶し、部屋にこもってしまったこと・・・etc そんな時、いつも一緒に探して下さったり、With優に泊めて下さったり、大裕には時に厳しく、時には優しく教えて下さったり・・・親身になって接して下さった先生方。夜遅くても、朝早くても、また休みの日でも・・・大裕ばかりではなく、母の私の相談にものって下さいました。本当に頼りになる存在でした。
 With優での日々は大裕の気持ち・状態・希望に即した対応でしたが、しかし、駄目なものは駄目と時に厳しく教えて下さり、大裕がしっかり自分の道を見つけられるように、一緒に行動し、考え、導いて下さいました。毎日毎日、高校に一緒に顔出しに行って下さったけんたろう先生! 自転車で海に行きたいと言えば、遠い道のりを一緒に行って下さったよしかず先生!また、みなさんで大好きなギターや弾き語りを一緒に楽しみ、一歩踏み出す後押しもして下さいました。はじめてのチャレンジ・高卒認定試験の勉強にも、教え、励まし続けて下さり、見事一回で合格しました。年末のバイト先まで紹介して下さり、貴重な社会体験もできました。そんな一年半の日々は、大裕にとって大切な心の糧となり、大きな宝物となることでしょう。With優との関わり・縁は私たち家族にとっても、これからもずっと大切にしていきたいです。
 熱い情熱で大きな夢に向かい、いつも前向きに活動している先生方の周りには、たくさんのボランティア・友人・仲間が集まり、支えて下さっています。それは、まさに彼らの活動が素晴らしいものだという事を物語っていると思います。もし、今学校に行けなかったり、学校に行っても一人でなにか悩んでいる生徒さん・ご家族がいたら、ちょっとカフェに行ってみる気持ちで、With優に行ってみてください。きっと心がほっとすることでしょう!そして、もしかしたらちょっとでも前に進んでみようかな〜という気持ちになるかもしれません。With優はそんなところです。
 今後の先生方のご活躍・With優のご発展を心よりお祈り申し上げます。

最後に大裕が母のもとに生まれてきてくれたこと、私たちの家族になってくれたことに感謝します。そして、新聞配達をしながら、ギタークラフトの専門学校に通う!とすでに上京し、今頑張っている息子・・そのひたむきな姿に感動!
あなたの存在そのものを誇りに思います!!
                                          大裕の母
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